コンニチハ、といちです。
今日はボクの生い立ちをお話したいと思います。
飼い主がブログのネタに困っているようなので助け舟を出してみました。
さて、平成11年の11月13日に刈屋家にやってまいりました。
誕生日は平成11年(1999年)8月31日。神奈川県座間市で生まれました。
兄弟犬はボクを入れて3頭。みんな男の子です。
そのうち1頭はすぐに養子に行きました。
飼い主はおばあちゃんひとり。でも家の周りには10数頭の大人のワンコがいっぱいいてにぎやかでした。
世話が大変だったらしく、獣医さんが色々とみんなの世話をみてくれていました。
といち坊:「おばあちゃん、後藤先生、その節はありがとうございました。こんなに大きくなりました。」
さて、ここからはといち坊に代わって刈屋がお話します。
当時、動物専門学校の2年生。
前の犬が亡くなってから3年があっという間に経ち、また犬と一緒に生活したいな~という気持ちになっていました。
そんな事を知っていた友人から『近所の獣医さんで柴の子犬の里親募集をしているよ』という連絡が入ったのです。
前から家族に相談はしていましたが、今一度家族に事情を話し、一路仔犬のいる座間市へ。
川崎市からといち坊のいた座間市まで車で片道1時間。
友人と二人で先に獣医さんのところへ挨拶に行きました。
獣医さんからは
「仔犬と母犬は家の中にいるよ。おばあちゃんにもらっていっていいかちゃんと聞いてね。沢山犬がいて世話が大変なんだけど、仔犬はかわいいから手放さないっていうんだ」と言われました。
里親募集をしていたのはおばあちゃん本人ではなく、世話の手伝いをしていた獣医さんだったのです。
もらっていけるか半分半分のままおばあちゃんのおうちへ。
家の中には母犬と仔犬が2頭。
「あれ?柴犬と聞いていたけど・・・この母犬柴犬じゃないぞ」
・・・まぁ、日本犬には変わりないのであまり問題にはなりませんでしたが。
1頭は快活。急な訪問者に対して飛び跳ねていかにも仔犬らしく愛嬌をふりまいてきました。
1頭は慎重。慎重といえば聞こえはいいですが、2か月半という仔犬は恐れを知らない好奇心の塊のようなものです。
とても仔犬とは似つかわしくない表情・行動をする子でした。
はい、後者がといち坊でございます。
敵対心のない尻尾の振り方はしているのですが、近づくと近づいた分逃げていき、白目を出しこちらを伺って見ていました。
この場合の白目を出す意味は、怖くて直視できないけれども動向が気になり、顔は背けがちなのに眼球だけがこちらをみているので白目が出てしまう状態です。
我が家に来て一番最初に撮った写真です。白目出てます。
そんなこんなで、なかなか触れず。。。
おばあちゃんも「そっちの犬(といち坊)は手放す気はない」と言っていたので、触れなくても仕方ないかな・・・とも思っていました。
おばあちゃんといろんなおしゃべりをして、気がついたら半日経っていました。
今思うと何をそんなに話したのか・・・?
そしたら急に「そっちの犬(といち坊)、持っていっていいよ。」っていうんです。
話をしている間ずっと、そっちの犬(といち坊)が気になっていた私。
おばあちゃん気づいていたんでしょうか。
仔犬の様子を半日観察して、前者の子は気質に問題は見当たらず、たいがいのおうちに行っても楽しい生活が送れそうに見えました。
ただ、後者の犬(といち坊)はいわゆるシャイで、理解のある人が飼わないと将来的に不安が多そうに見えました。
そんな不安要素満載な仔犬を自信があって選んだわけではないのですが「自分が飼いきれるように頑張って勉強をしよう」と決意しました。
でも本当はおばあちゃんの状況からして、仔犬2頭とも譲り受けたかったのですが。
学生の自分の身の丈は1頭だけでした。
おばあちゃんによくお礼を言って、といちを抱っこして健康チェックのために獣医さんのところへ
抱っこした途端、ヨダレがボタボタ出始めて、車で5分位だったのですが着く頃には腕がビッチョリ。
緊張するとヨダレが出ることがありますが、抱っこした途端の反応には驚きを隠せませんでした
健康チェックや注射、ノミがいっぱいだったのでシャンプーをしました。
ひと通り終わったところで獣医さんが「どうやっておばあちゃんを説得したの?その犬をもらいたくて昨日も一家族が見に行ったんだけど、この犬はダメだって手放さなかったんだよ。」と言われました。
認知症があるおばあちゃんだったのですが、ただの気まぐれだったのでしょうか・・・。
といち坊:「何はともあれ刈屋といちとなりました~」
ちなみに、といち(十一)の名にふさわしく本当は平成11年11月11日に家に迎え入れたかったのですが、この日は悲しいかな13日。ちょっと悔しかったです(笑)
十一並びとはいきませんでした。
友人には「トミー(十三)にしろ」とか言われましたが。
名前のちゃんとした由来とか、チビッ子エピソードなど、またチャンス(ブログネタがなくなったら)があれば放出されるかもしれません
最近このブログを知りました。
トイ君が来たころは下駄箱に隠れたりして可愛かったなぁ~と思い出しました
知らなかったトイチさんが来るまでのお話し。これからもいろんなエピソード教えてください。
投稿情報: じゅん | 2008/08/27 00:02
じゅんさま
何を隠そうお姉さまではありませんか?
いらっしゃいませ。
といち坊は何故かお姉ちゃんには鼻歌でよくおしゃべりをしていますね。
みんなの知らないといち坊からの情報があったらぜひ教えてください
投稿情報: ウェルビー刈屋 | 2008/08/27 07:06