こんにちは、刈屋です。
5月末に行われましたドッグリトリートのご報告ブログを
長らく引っ張って参りました。
本日、番外編と題しましてラストのご報告ブログとなります
といち坊:「番外編はボクの身に起こった受難の一部始終です」
それは2日目の朝の出来事でした。
このホテルアスプロスは1500坪のドッグランがあります。
小雨が降ってはいましたが「これはマイナスイオンだ」と言い張って
張り切ってドッグランへ
(ここからの3枚の写真は辻先生が偶然に捉えた瞬間です)
1歳のピチピチガール紬ちゃん(右)、と遊びたくなったといち坊11歳(左)
といち坊の前足が少し横に開き加減なのが見て取れますか?
これはちょっと相手を遊びに誘っている状態のボディランゲージですね。
もっと分かりやすいのが、前足を左右に開いて上半身を地面につけます。
この時お尻は上がっているのでお辞儀の姿勢に見えます。
これを「プレイバゥ」と言い、遊びの誘いのサインとなります。
といち坊が その遊びのサインを出した瞬間、横にいたビーグルのテン君も参戦!
テン君と紬ちゃんは一気にスタートダッシュ!さぁ、3頭で鬼ごっこだ
…と思った矢先、様子が変わりました。
といち坊、右前足を地面に着けれません。イテテテテ…。
どうやらプレイバゥのお辞儀姿勢の時に右前足を負傷した模様です!
この後、右前足を上げて悲しそうな目で私を見ながら立ち尽くすといち坊。
若者たち2頭は、乗りの悪いといち坊を置いて楽しそうに遠くへ・・・。
ちょっと張り切り過ぎてしまった12歳目前の出来事でした。
・・・しばらくは足を拭く時に痛がっていましたが(狼爪が痛いようです)
腫れもなく、二日後には問題なく過ごしていましたとさ。
さて、みんなで一つ屋根の下、過ごした時間。
かけがえのないものとなりました。
ちょっと真面目な話になりますが、
人間だけが楽しむ旅行に犬を連れ回すことは
ウェルビーの信念ではありません。
こういう旅行を通して「うちの子には何を教えてあげれば
お互い快適に過ごせるのか」など課題を見つけ
それを目標として今後過ごしていくきっかけとなれば嬉しい限りです。
オスワリやオテなんかよりも遥かに重要なしつけ。
1、社会化を身に着けさせてあげること
2、飼い主さんが自分のワンコを理解・把握し様子を見てリードしてあげること
3、飼い主さんのリクエスト(コマンド)に応える姿勢をワンコに持たせること
→1、社会化ができていないと知らない場所へ行くことへストレスを感じます。
旅行に一緒に行きたいと思う飼い主さんは、日頃のお散歩から
ワンコに合った社会化を身につけさせてあげましょう。
→2、自分の犬の様子を把握していないと、ケンカの制御をできなかったり
粗相をしても気がつかないこともあります。
→3、『(飼い主)リクエストする→(愛犬)応える→(飼い主)お礼を言う』
というワンコとの会話のキャッチボールを日頃から充実させているかどうかで
いざという時に絆の深さとして見えてきます。
これらは家庭犬として育てる上で大事したい部分だと私は思います。
楽しかったドッグリトリート。ひとつだけ残念だったことが
チェックアウト時、最後の見回りをしていたらパブリックスペースに
おしっこがひとつ、取り残されていました。
犯人捜しをするつもりは全くありません。
もちろん「片づけるのが面倒だから知らんぷり」する人なんて
いないと確信しています。
それだけに・・・「気がつかず置いていった」ことがなんとも残念でなりません。
ワンコ連れOKの色々な施設で飼い主さんのマナーやモラルが
叫ばれていますが、「ワンコから目と気を離さない」と言うのは
「犬への大きな愛情」といっても過言ではないのでしょうか。
私はワンコにひとつでも多く、幸せだと感じさせられる飼い主になりたいです。
そして、同じ思いの飼い主さん達のサポートをしていきたいと思います
長文、お付き合いありがとうございました。
最後に、このドッグリトリートの下見をした時の思い出写真を一枚。
3月7日にといち坊とふたりでアスプロスへ一泊しました。
関東地方も最後の雪に見舞われた日のことでした
↑アスプロスのスタッフの皆さん、本当にお世話になりました!
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