こんにちは、刈屋です。
ついに師走。・・・しかも、12月ももう半分が過ぎようとしています。
あと何回、このブログは更新できるでしょうか?!
そして!今年中に辻先生の更新は訪れるのでしょうか!!??
乞うご期待
さて、今月初めに埼玉県で起こったニュースですが、下校中の小学生の列に車が突っ込み4名が負傷、1名が犠牲に・・・という痛ましい事故がありました。報道でご覧になった方も多いかと思います。
状況が明らかになるにつれ「同乗させていた犬に気を取られてのわき見」の疑いが出ているようです。
私も毎日車を運転し、しかも犬を乗せることが多いです。
皆さんも日常よくある場面ではと思います。
この事故を起こしてしまった方がどのように犬を車に乗せていたか、などは分かりません。
でも他にも犬と車にまつわる事故の話は多いのです。
同じような事が起らぬよう、犬を飼っている私たち「犬飼の人間」が考えなくてはならない問題の一つではと思います。
この写真はといち坊の仔犬の頃です。3歳になるまで車酔いが治まらなかったといち坊。
車への不安を減らそうと、中でご飯を食べさせたり、一緒に昼寝をしたり、写真のように探検をさせたりよくしていました。
その時の様子です。
もちろんどの時もエンジンは止まっています。(車のキーの音を聞いただけで酔っていましたから・・・)
走行中の車からこのように身を乗り出して顔を出し、気持ち良さそうに風を切っている犬を見かけます
犬のことが好きな人から見ると「カッコイイ~」なんて見ている人もいます。
でもこの状況、かなり犬を危険にさらしているんですね
走行中、虫がフロントガラスに当たって爆死していますが、そんな虫が犬の目に当たって失明してしまった犬の例。
車から身を乗り出していたワンが、交差点で車がカーブした拍子に転落。
いつもはカーブも平気でしたが、たまたま何かに気を取られていてカーブに対応するのが遅れたのが原因のようです。
安全のためにリードをつけていましたが、ワンが車外に出てしまうような長さで結んでしまったため車外で宙ずり状態に。。。という例。
飼い主心理として「外を見れた方が気がまぎれていい・・・」というのが多いようです。
身を乗り出さないにしても、外の景色が良く見える方が刺激が強く、興奮が過ぎてしまうこともあります。
静かにしている場合でも緊張を強いていることもあり得ます。
ワンにとってみたら「自分(車)が移動している」のではなく、「景色(周りの人や犬)が自分に向かってくる」と思い防衛本能が出てしまうケースもあります。
ドライブの後には楽しい時間を作ってあげるとして、ドライブ中はその為の充電時間。ワンが静かに休めるような環境作りができるといいですね。
写真は同じく車慣れをさせている時の様子です。これも車のエンジンは止まっています。
堂々としているように見えますが、車のキーの音がするだけで・・・ヤッパリ緊張のヨダレがダラダラでました
こんな風に走行中に自由に車内を行き来させてしまったり、膝の上(運転者の膝の上の場合も!)だったり。
ある拍子にハンドルにワンの体が入ってしまって、運転者もパニックになり事故を起こしてしまった例。
運転席の足元に降りてしまいブレーキの裏へ。ブレーキを踏めず乗っていた一家が事故に遭った例。
走行中に興奮した犬が運転者の耳を噛んでスゴイ流血・・・てな例も。
「犬飼」として犬を悪く言いたいわけではありません。
ここでは「飼い主さんが車に乗る上でのマナーを犬に教えているか」ということが重要です。
上記のような犬は「車の中を自由に行き来していいよ」と教わっているのでそうしているに過ぎないのでしょう。
最近ではチャイルドシートの普及が進みましたね。
人間の子供とワンを一緒にするわけではありませんが、ワンコへの安全性の意識としてシートベルトもしくはクレート(ハウス)などのワンの指定席を設けるのが「犬飼」としての気遣いといえるのではないでしょうか。
決してハウスは「犬の牢獄」ではありません。
ワンにとって快適な「プライベートルーム」。
犬のせいにしない・させない。そのために。
ま~ろ嬢:「あたちもクレートにはいると安心します」
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